追想

2017年2月

 忙しい日々の中で、ふと幼児期のことを思い出してみて下さい。
父や母に叱られて泣いていた自分、友だちと喧嘩した時の自分・・・
みんな、色々な人と関わって成長し、大人になったことを・・・
静かな時の流れの中で、星空を見ていて、このような事を思いました。

 子どもに関わる仕事がしたくて始めた保育園、園長として25年の月日が過ぎ去りました。「一人ひとりの違いを受け入れる心」を大切にした保育がしたくて始めました。
いつもそのような気持ちで、子どもに接しているだろうか・・・。
いつか読んだ金子みすず氏の詩「わたしと小鳥とすずと」の中にあった
「みんなちがって、みんないい」という言葉を思い出しました。
このような優しさが、今の私たちにあるだろうか・・・。
自分への優しさが育てば、他者への優しさも自然に芽生えてきます。
その優しさを少しでも他の人の為に分けてあげようと考えるようになれば、もうそれだけで貴方の優しさが、大きく膨らんできている証拠となります。
日々のこのような努力が、いつか「みんなちがって、みんないい」と言い切れる自分に成長し、そのような社会ができるのかもしれません。

 そして、私の好きな言葉である「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」を心に刻んで、日々過ごしたいと思います。

平成29年度入園予定状況

沢山の申請書を頂きながら、定員枠の関係で数十名の方が入園できませんでした。

平成29年4月1日入園予定状況 合計223名 (職員48名)
0歳児20名・1歳児40名・2歳児43名・3歳児44名・4歳児38名・5歳児38名

育児休暇の関係で7月までに10名の赤ちゃんが入園を予定しています。
現在の時点で入園が可能なのは0歳児のみですので、入園を希望される方がみえましたら早目にお申し込み下さい。
但し、社会福祉法人という立場上、鈴鹿市の要請により途中入園を許可する場合があることをご了承下さい。