
小学校に適応する為に幼児期のうちに育んでおくべき力は「非認知能力」とも言われています。
自分の感情を制御したり、他者の気持ちを推し量ったり、先を見通して我慢する力も含まれます。この力は大脳の前頭前野でつかさどられているが、その発達にデジタル端末が及ぼす影響の研究が進んでいます。
「スマホが子どもたちの脳を破壊している」と東北大学応用認知神経科学センターの教授が警鐘を鳴らしています。
2015年頃から仙台市教育委員会と共同で70,000人の小中学生に対する調査を実施しました。
学力検査の偏差値・学習時間・生活習慣・デジタル端末との接触時間を多角的に分析しました。
その結果、デジタル端末から一方的に情報を浴びる時間が長いほど、前頭前野の発達が阻害され、学力が低くなるという結論が出ました。
特にスマホやタブレット端末での動画視聴や交流サイト(SNS)の使用は依存性が高く、「学力低下だけでなく、不登校とも双方向的な因果関係がある」と考えられています。
今から15年ほど前にスマホが爆発的に普及し、核家族化や共働きの増加などの社会的背景もあり、そして乳幼児に動画やアプリを使った「スマホ育児」をしている光景を見ることが多くなりました。その時代に乳幼児であった子どもが小学2年生から中学1年生を迎えています。
スマホ育児を行っている親もまた、スマホ依存であることが多く見られます。
こうした家庭では親子の愛着形成が不十分であると、子どもの不安感が強くなります。その結果、家から学校や公園といった外の世界に踏み出す意欲が湧いてこないという資料も出ています。
日本の出生数は68万に近づいています。
かけがえない子どもたちが、夢や希望を持って育って欲しい。
16歳未満のSNS禁止に踏み切ったオーストラリアのような国もあります。子どもが健やかなに育つ環境を整えることの大切さを一人ひとりの親が考え、行動に移すことを願っています。
最初の一歩を親御さんに踏み出して頂きたく思います。
ぎゅうってしている?
子どもは、お母さんやお父さんに「ぎゅうっ」とされることが大好きです。
長い時間抱きしめなくても、一日に1回は気持ちを込めて・・・
「ぎゅうっ」と抱きしめてあげて下さい。
子どもは抱きしめられることによって、
愛されている実感がわき、安心感や信頼感を得ることができます。
大人も心が癒され、明日への原動力が生まれます。
ひまわりのような笑顔が世界中に!
どうか一日でも早く戦争が終結し、一人でも多くの命が救われ、子どもたちが笑って過ごせる日々が早く戻ることを世界中の人々が願っています。
ひまわりはウクライナの国花であり、戦地となった今、実際の花が咲かない地域でも「ひまわりの花の絵」が町中に描かれているそうです。
ウクライナの皆さんの現状を思うと、胸が苦しくなります。
園庭の片隅に「ヒマワリの種」を子どもたちといっぱい植えて、
神様が希望の光を注いでくれること願っています。
ゼレンスキー大統領、お身体を大切にして・・・、平和な日々が訪れるまで!
僕の声を聞いて
おかあさん ぶっても蹴ってもかまわないから 僕を嫌いにならないで
おかあさん お願いだから僕の目をちゃんと見て
おかあさん おまえを産まなければよかったなんて言わないで
僕は今ちゃんと生きているんだから
おかあさん 優しくなくてもいいから 僕に触って
おかあさん 赤ちゃんの時抱いてくれたように抱いて
おかあさん 僕の話にうなずいてくれないかな・・・
少年の母への悲痛な声は この後次のように続きました
おかあさん 500円玉置いてくれるより おにぎり一個の方が嬉しいのに
苦しい生活の中でも母親は我が子に愛情を注ぎ、立派に育てた「日本の母の姿」が変わってきており、色々な事件も増えているように感じます。
せっかく賜った命を、何のために使うのか・・・人としてどう生きればいいか。
息が途絶える前に発した少年の声に耳を傾け、命の尊さを考えてみて下さい。