思い出づくり

3月菜の花

 あじさい組の39名のお友だちが、後1カ月で卒園します。
毎年この時期に「思い出のアルバム」の歌が聞こえてくると切なさが募ります。

 保護者の皆様におかれましては、乳幼児期のこの6年間、子育てと仕事の両立はとても大変だったと思います。
夜中に起きて母乳をあげたり、熱を出して病院に連れて行ったり、子育てのあり方に悩んだり、仕事を続けることに戸惑いを感じ、色んな事がいっぱい・・・。
このような辛い思い出、そして振り返れば楽しい思い出を積み上げてこそ、親として成長されるのかもしれません。
子育ての教科書は何処にも無いかもしれませんが、保育園と共に一緒になって歩んだこの年月は、保護者の方にとっても「思い出の宝物」になったのではないでしょうか。

乳幼児のための宮殿創り

 地域の皆様のご協力の下、無事に内部ハートピア保育園の建設がもう少しで終わろうとしています。私が生まれ育った四日市の街に、このような形で恩返しができることをとても嬉しく思います。少しでも待機児童が緩和され、これからの日本を支えてくれる若い世代の方々が、喜びを感じながら子育てができるよう、子どもの育ちと子育てを社会全体で支援できるような仕組みを構築したいと思います。私ども社会福祉法人 志生会は、10年先を見据えて新たな歩みを踏み出していきます。

「心の抱っこ」していますか

親や周りの大人たちの溢れんばかりの愛情に包まれると、子どもたちは自分が愛されていると分かり、心が安定します。
そして自分らしさを発揮し動き出すことができるのです。
私たち大人は子どもたちの幸せを願い、子どもたちの心をしっかり受け止め、向き合っていくことが大切なのではないでしょうか。