こころざし

桜

 社会福祉法人を設立する時に、「これからの子どもたちに、こころざしを持って生きてほしい」という願いを込めて、社会福祉法人「志生会」と名付けました。
「自分で考え、自分で判断し、自分で行動することのできる人間づくり」を目指して、整えられた環境の中で、心身ともに健やかに育ちながら、知性を伸ばし、自立していく子どもを育てていきたいと思っています。

 私自身、「自分の志」を一つ一つ形にして、夢の実現のために歩んできました。
挫けそうになって、この仕事を辞めようと思った時もありました。
だけど、周りにいる園児たちの笑顔を見ていると辞めるわけにはいかなかった。
励ましてくれる妻、二人の子ども・・・守らなければならない家族が傍にいる。
そして、一緒に歩んできた職員が沢山いる。決して、自分一人ではなかった。
沢山の人の協力の下、今があることに感謝したい。

「人は幾つになっても、自分のこころざしを持って生きていかねばならない」
この世に命を授かり、そのともし火が絶えるまで・・・。
「子どもは、大人の背中を見て育つ」と言われています。
「あんな風になりたい」「あんなことできたらいいな」と、子どもたちが自らワクワク感を持って、いきいきと生活できる環境って素敵だと思います。

 子どもたちに明るい未来、つまり「夢を持って欲しい」。
そして、「その夢が子どもたちの志」となって欲しい。
子どもたちの夢が「こころざし」に成長していくきっかけが、ハートピア保育園であり、温かい家庭であって欲しいと願っています。