子どもには幸せな人生を歩んでもらいたい

 この言葉は、全てのお母さんの願いです。
それならば、まずお母さんが幸せになりましょう。肩の力を抜いて、楽になりましょう。
育児は、お母さんが気負ったり、力んだり、眉間にしわを寄せたりしないほうがうまくいきます。この世に誰一人「完璧な人間」がいないように、完璧なお母さんなど現実の世界にいるわけがないのです。

 子どもは、幸せな大人に向かって育っていく力を持って生まれてきます。
お母さんは、その力が健やかに発揮できるように、お子さんを助けてあげるだけでいいのです。

 モンテッソーリ教育といえば、ピンクタワーに代表される「教具」が知られていますが、「モンテッソーリ = 教具」ではありません。
大人が子どもをどう見るか、どう助けるか。その見方、助け方こそがモンテッソーリ教育の本質です。

その考え方をご理解頂ければ、子どもの傍にいることが楽しくなります。
そうすると、そんな大人の傍にいる子どもも楽しくなります。

お母さんに、笑顔で育児を楽しんでもらいたい。
お母さんに、お子さんと明るく穏やかな時間を過ごしてもらいたい。
そしてお子さんには、愛と笑顔に満たされた空気を吸って育ってもらいたい。

これが、私ども社会福祉法人 志生会 の願いです。

私のところにきてくれた大切な命・・・そんな気持ちを忘れていませんか?

 子どもは、大きくなるにつれて言葉も態度もえらそうに・・・、なんて思ってしまうことがいっぱいですよね。
でも、子どもって、まだ数年しか生きていない、まだまだ可愛い赤ちゃんなのですよね。

「そんな子どもが、毎日一生懸命生きているんだなぁ」と見方を変えると、少し気持ちが楽になりませんか?
できなくって、あたりまえ! 焦らなくたって、だいじょうぶ!!