謹んで新年のお慶びを申し上げます

新しい年が素晴らしい一年になりますよう
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます

平成31年 元旦

 平成31年1月1日は、私の60回目の誕生日です。
私の一番好きな言葉を、年頭の挨拶として送りたいと思います。

不幸や不安に遭遇した時は、確かに苦しく辛いけれども、人間形成にとっては掛け替えのない良薬になるものです。
それは貴方が、「不安も悲しみも、そして不幸ですら、人生の全ては自分を高める磨き砂になる」と決心できるかどうかにかかっています。

そして、「たった一度の人生、プラス思考で自分の人生を謳歌して生きていきたい」と私自身いつも思っています。

自然に学ぶ

 大空から明るい日差しが降り注ぎ、その光を受けて草が伸び、木の芽が吹き、一刻一刻その色や形を変えていく。
虫や動物も冬の眠りから覚め、活発に動き始める。
野や山が輝く春。春は生命が躍動する季節。万物が成長する季節である。

 しかし、この春も厳しい冬があってこその春である。
晩秋、木々は自らの葉を落とし、厳しい冬を迎える準備を整える。
そして、寒さの中で、身をかがめながらもエネルギーを着々と蓄え、春の芽吹きに備えている。

 自然は素直である。暑いときには暑さに、寒いときには寒さに素直に順応しながら、泣き言も言わず愚痴もこぼさず、淡々と力をつけ、年輪を重ねているのである。

 自然は一時も止まってはいない。自然の摂理に従って、どのような困難に出くわそうとも、我々も、今日より明日、明日よりあさってと、日に新たな歩みを重ねなければならない。

 後2、3カ月もすると、厳しい寒さを乗り越えた桜の木も、花を咲かせるであろう。
この大自然の素直な営みに学びたい。