希望

 実りの秋。長い日数をかけ大事に育ててきた作物が収穫の時を迎える。
日照りに、長雨に、ときには台風の進路に気をもみながら、丹精を尽くして結実したものである。
 そのように手間隙かけてなったものでも、ひとたび風が吹けば、それまでの苦労が一瞬にして水の泡となってしまう。
この時ほど、自然の前では人間がいかに小さく、無力な存在であるかを思い知らされることはない。
 お互いの人生でも、一生懸命努めても、自分の力ではどうしようもないことがある。
そんな時は、わが身の不運を嘆き、世を恨む。
それは、人情の然らしめるところかもしれない。
けれども、すんでしまったこと、どうにもならないことを思い煩っていてもことは進展しない。
 とにかく一歩を踏み出すことである。何度つまずき、窮地に立たされても、希望を失わず、そのつど次の一歩を踏み出す。
そうすることで新たな道が開け、自分を一回りも二回りも成長させることができるのである。
 人生の途上で出遭う苦難や挫折、それらを乗り越えさせるのは、やはり前途に対する希望であろう。

子どもの心 見えますか?

 子どもは何時でも、ありのままの姿を見せてくれます。
いやなことがあれば、甘えたり、泣きわめいたり、わざとお母さんを困らせてみたり。
あらゆる方法で、精一杯伝えようとしています。
幾つになっても、子どもの心の中には、親に気づいてもらいたい気持ちがあるのです。
子どもの心の中を、そっとのぞいて見て下さい。
いろんな気持ちがあることに気づきます。

保育園選び

 保育園は幼稚園と違って、子どもが長時間過ごす場所ですので、環境がとても大切だと思います。そして、私立を選ばれる場合は、個々の保育園によって保育目標・保育方針が違いますので、保護者の躾や教育に対する考え方に一番合っている保育園を選ばれることをお勧めします。
「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、人間の根っこはまさに今作られようとしている時期なのです。
子どもは順応性がありますので、環境によって、どのようにでも変わっていきます。
主体的な活動を促す環境を選んであげることが出来るのは、保護者ご自身ではないでしょうか。
このことを、新しく保育園に入所を考えてみえる知人にお伝え下さい。