謹んで新年のお慶びを申し上げます

新しい年が素晴らしい一年になりますよう
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます

乳幼児期の保護者支援を通して この街で子育てを楽しみ
少しでも少子化に歯止めがかかってくれることを願っています

令和 4年 元旦

心の原風景

 あなたの幼少時代を思い出したとき、まず一番に頭に浮かぶ景色は何でしょうか?
嬉しいとき、悲しいとき、その時の日の光や香り、ふとした瞬間の情景。
溢れでる思いと共に、鮮やかによみがえるあの時の風景。
それが、あなたの「心の原風景」です。
ゆったりとした安堵感と共に、静かに自身を励まし、前を向く勇気を与えてくれる
「心の原風景」は、わたしの拠り所であり、自らを振り返る起点となるものです。
心の原風景は、人の内面の一番深層で人間性を形作り、支えてくれるものでもあります。
つまり、「人格」、「ひととなり」と呼ばれるものは、幼児期の教育の中で培われ形作られていくのです。

 人格形成の基礎となり、長い人生を支えてくれる幼児期の体験。
子どもたち一人ひとりの心に触れながら、強さ・たくましさ、優しさや心の豊かさ、しっかりとした学力・思考力、豊かな情緒や感性など、子どもたちが成長して、自分自身の力で豊かな未来を切り開いていく力を豊富な経験の中で培っていきます。
そして、子どもたちにとって「心の原風景」となる経験を紡いでいきたいと強く願っています。                       (ある本で見つけた素敵な言葉)

立 志(りっし)

 何時何が起こるかわからない世の中、思うに任せないことも時には起こってきます。
しかし、その度に挫けていたのでは、何一つ成し遂げることは出来ません。
大切なのは志を立てること、そしてそれを堅く持ち続けること。

 人は断じて事を成す志さえ失わなければ、何度転ぼうとも、より逞しくなって再び立ち上がることが出来るのです。

子どもと向き合うとは

 子どもと親は共に育つもの、子どもは親を映す鏡と言われています。
だから、親に認められたい、褒められたい一心で、子どもの目線は親に向かいます。
それは時として、重荷と感じることがあるかもしれません。
でも、自分の出来る範囲で構わないので、
子どもが身体丸ごとで、世界を感じようとしているように、
親としても精一杯、正面から応えてあげたい。