四季の歌

春を愛する人は 心清き人   
すみれの花のような ぼくの友だち
夏を愛する人は 心強き人   
岩をくだく波のような ぼくの父親
秋を愛する人は 心深き人   
愛を語るハイネのような ぼくの恋人
冬を愛する人は 心広き人   
根雪をとかす大地のような ぼくの母親

四季の歌より

 日本には、素晴らしい「四季」というものがあります。
春には厳しい寒さを乗り越えた木々が、いっせいに花を咲かせます。
夏には若葉が生い茂り、いっぱいの太陽の光を浴びます。
秋には木々は自らの葉を落とし、厳しい冬を迎える準備を整えます。
冬には寒さの中で身をかがめながらもエネルギーを着々と蓄え、春の芽吹きに備えています。
このようにして一年が過ぎ去り、年輪を刻みながら大きな幹を育てていきます。
子どもたちがいつか大輪の花を咲かせてくれることを信じて、じっくり子どもと向き合って、沢山の思い出づくりをしてほしいと思います。 
守る家族があるから、どんな苦労でも乗り越えることができるのではないでしょうか。

思い出づくり

 あじさい組のお友だちが、後1カ月で卒園します。
ハートピア保育園は5歳児43名が12の小学校に、また内部ハートピア保育園は5歳児34名が6の小学校に、そして日永ハートピア保育園は5歳児16名が7の小学校に就学します。
毎年この時期に「思い出のアルバム」の歌が聞こえてくると切なさが募ります。
 保護者の皆様におかれましては、乳幼児期のこの6年間、子育てと仕事の両立はとても大変だったと思います。
夜中に起きて母乳をあげたり、熱を出して病院に連れて行ったり、子育てのあり方に悩んだり、仕事を続けることに戸惑いを感じ、色んな事がいっぱい・・・。
このような辛い思い出、そして振り返れば楽しい思い出を積み上げてこそ、親として成長されるのかもしれません。
子育ての教科書は何処にも無いかもしれませんが、保育園と共に一緒になって歩んだこの年月は、保護者の方にとっても「思い出の宝物」になったのではないでしょうか。

子どもと向き合うとは

 子どもと親は共に育つもの、子どもは親を映す鏡と言われています。
だから、親に認められたい、褒められたい一心で、子どもの目線は親に向かいます。
それは時として、重荷と感じることがあるかもしれません。
でも、自分の出来る範囲で構わないので、子どもが身体いっぱい、世界を感じようとしているように、親としても精一杯、正面から応えてあげてください。

子どもたちに素晴らしい日本を!

 このままではいけない、そうとは分かっていても一度身についた習慣を変えるのは難しく、流されるままに同じことを繰り返す。
お互いよくあることだが、それは誰のせいでもない。
結局、自分自身がそうしているのである。だから、自分の気持ち一つで生活や習慣を改善することは、やろうと思えば今すぐにでもできるはずである。
個人の生活に限らない。国の政治においても同じであろう。
今、多くの人々は我が国が抱える問題を認識し、改革しなければならないと感じながら、自分一人の力ではどうなるものでもないと惰性の中で日々を過ごしている。
 だが、まず一人がその気にならなければ何も始まらない。
一人の目覚めが周囲の人々の目覚めを呼び、それが政治や行政を動かし、一滴一滴の集まりが大河の流れを形づくるように、変革への大きな力となっていくのである。
 今日を生きるお互いの務めは、緑豊かで誇りある美しい日本の国を残すこと。
それができるかどうかは、他の誰でもない自分の考え次第、行動次第。
これからの子どもたちの為に、私たち一人ひとりが改めてその思いを定めたい。

延長保育時間と延長保育料の変更について

 私ども保育園は、1993年10月4日に認可外保育園として鈴鹿市算所町で開園し、2003年4月1日に社会福祉法人として認可保育園になりました。
定員90名で延長保育時間18:00~20:00、延長保育料200円/60分と設定しました。
ハートピア保育園はホンダ鈴鹿工場に一番近く、この時代は保護者の方の残業勤務も長く19時30分でも7名程の園児がいる状況でした。
 あれから31年の月日が流れ、コロナウイルスに悩まされた4年間を経験し、国の政策に基づき「働き方改革」が浸透し、令和5年度は19時以降の延長保育を利用する方は現状2名程となりました。
このような現状から判断して、令和6年4月1日からは延長保育時間と延長保育料を下記のように変更することをご了承願います。

ハートピア保育園・内部ハートピア保育園  
延長保育時間18:00~19:30
日永ハートピア保育園           
延長保育時間18:00~19:00
延長保育料 200円/30分