謹んで新年のお慶びを申し上げます

新しい年が素晴らしい一年になりますよう
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
乳幼児期の保護者支援を通して この街で子育てを楽しみ
少しでも少子化に歯止めがかかってくれることを願っています

               令和 3年 元旦

四季の歌

春を愛する人は 心清き人   すみれの花のような ぼくの友だち
夏を愛する人は 心強き人   岩をくだく波のような ぼくの父親
秋を愛する人は 心深き人   愛を語るハイネのような ぼくの恋人
冬を愛する人は 心広き人   根雪をとかす大地のような ぼくの母親

日本には、素晴らしい「四季」というものがあります。
春には厳しい寒さを乗り越えた木々が、いっせいに花を咲かせます。
夏には若葉が生い茂り、いっぱいの太陽の光を浴びます。
秋には木々は自らの葉を落とし、厳しい冬を迎える準備を整えます。
冬には寒さの中で身をかがめながらもエネルギーを着々と蓄え、春の芽吹きに備えています。

 このようにして一年が過ぎ去り、年輪を刻みながら大きな幹を育てていきます。
子どもたちがいつか大輪の花を咲かせてくれることを信じて、じっくり子どもと向き合って、沢山の思い出づくりをして欲しいと思います。
守る家族があるから、どんな苦労でも乗り越えることができるのではないでしょうか。

子どもと向き合うとは

 子どもと親は共に育つもの、子どもは親を映す鏡と言われています。
だから、親に認められたい、褒められたい一心で、子どもの目線は親に向かいます。
それは時として、重荷と感じることがあるかもしれません。
でも、自分の出来る範囲で構わないので、
子どもが身体丸ごとで、世界を感じようとしているように、
親としても精一杯、正面から応えてあげたい。