生きがい

 人は皆この世に生を受けた時から、様々な人たちに支えられています。
親・兄弟・親戚、そして隣人や先生や友人・・・。
これらの人たちの教えや助けがあればこそ、今日ここに生きていられるのです。
同様に、自分も他の人を何らかの意味で支えています。
言い換えれば自分を認め、必要としてくれている人が必ず何処かにいるはずです。
 お互いに繋がりあい、与え与えられながら成り立っているのが、この世の中ではないでしょうか。誰一人として必要の無い人、何の価値も無いという人はいません。
長い人生の中でふと孤独感にさいなまれ、「自分は一人ぼっちだ」「自分などいないほうがいいのでは」という思いがよぎる事もあるかもしれません。
そんな時、お互いが誰かのかけがいの無い存在として生きていることを意識して下さい。
そこからきっと、生きる勇気や明日への活力が湧いてきます。
人は、他の人たちから必要とされ、役に立つことに喜びや生きがいを感じるものです。

子どもの存在をしっかり見つめ 急いで育てず 信じて待ってあげる

 どんな時でも、信じてくれる人の存在を子どもは望みます。
自分をちゃんと見てくれる人を、子どもは好きになります。
そして、自分のペースで歩くことを許された時、安心して内に秘める花を咲かせます。
その子だけの「幸せのモノサシ」を一緒に捜してあげましょう。

保育園見学の勧め

 新しく保育園に入所を考えてみえる知人がおみえになりましたら、この時期に出来るだけ多くの保育園をご自身の目で見学されることを勧めて下さい。
保育園は幼稚園と違って、子どもが長時間過ごす場所ですので、環境がとても大切だと思います。そして私立を選ばれる場合は、個々の保育園によって保育目標・保育方針が違いますので、保護者の躾や教育に対する考え方に一番合っている保育園を選ばれることをお勧めします。
自宅に近いから、職場に近いから、同じ地域の子どもが小学校に行くから、等の理由で保育園を選ぶのは間違っていると思います。
「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、人間の根っこはまさに今作られようとしている時期なのです。
子どもは順応性がありますので、環境によって、どのようにでも変わっていきます。
主体的な活動を促す環境を選んであげることが出来るのは、保護者ご自身ではないでしょうか。
このことを、新しく保育園に入所を考えてみえる知人にお伝え下さい。

 今年も沢山の方が、令和6年度に向けて保育園を見学に来て頂き心から感謝申し上げます。一部の学年で少し空きがありますのでお伝えします。(令和5年10月1日現在)

鈴鹿ハートピア保育園 0歳児 5名         園児数215名予定
内部ハートピア保育園 0歳児 8名         園児数200名予定
日永ハートピア保育園 0歳児 5名 3歳児 3名  園児数160名予定

読書の秋がやってきた

 乳幼児にとって絵本は、役に立つ・ためになるといったものではなく、「楽しみ」そのものだと思います。
一冊の絵本が、子どもに与える楽しみと喜びの大きさによって、その中味は深く心に残り、子どもを本好きにする原動力となります。
 絵本は、子どもに読ませる本ではなく、「大人が子どもに読んであげる本」であると考えて下さい。
親と子の絆が問題になっている現代の家庭において、家族ができるだけ夕食を共にすることと、絵本を読んであげることとが、子どもの成長に大きな拠りどころを与えます。
絵本は、親と子が心を開き、通い合わせる心の広場です。